貯金旅行とは

貯金旅行(「旅行貯金」・「局めぐり」等と言う人もいます)とは、郵便局を利用した趣味の一つで、
貯金窓口で預け入れをする際に通帳の余白部にその局名のゴム印を押してもらうものです
(郵便局版御朱印帳…といえばわかりやすいかも?)

郵便局は全国で約24,000局あり、ほぼすべての市区町村に存在しています
元々はバスの運転手やガイドさん、旅人の間に生まれた趣味でしたが、
今では利用者も多くなり、貯金旅行者のために局名のゴム印にロゴや絵を入れる局も増えてきています
(残念な事に、民営化以降は複数行を使用するゴム印はNGになったようです)

もちろん、貯金をするわけですからお金は(おろさない限り)溜まります
預け入れの金額は人により様々ですが、一番多いのが100円または1,000円
あとは回った局数に応じて1円ずつ増加させている方もいるようです


旅行貯金の始め方

まず郵便局に行って通帳を作ります(10円以上のお金と印章と本人確認の証明書が必要です)
貯金窓口の営業時間は9〜16時(例外あり)ですので、営業時間中に窓口に行き
「新しく通帳を作りたい」と言えば用紙を渡してくれます(または用紙の場所を教えてくれます)

通帳を渡されるときに、「局名のゴム印を押して下さい」と言えば押してもらえます
最初の五局目くらいまではゴム印を押して欲しい旨を言わないと押されない場合がありますが
ある程度溜まってくると何も言わなくても押してもらえるようになります


旅行貯金の個人的ルール

旅行貯金には様々なルールや定義があります
旅行貯金人口が多いので、統一されてはいませんが、代表的なものを挙げておきます

1.窓口で貯金をし、ゴム印をもらえた場合にのみ1局としてカウントする
2.ATM預入はカウント対象外
3.代理貯金は認めない(自分で窓口に行かないとカウントしない)
4.分室はそれぞれを1局としてカウント
5.出張所は貯金ができてゴム印で区別が出来る場合に限り1局としてカウント
  (例:国会内郵便局 国会内郵便局参議院窓口)
5.同じ郵便局は局名に変更がない限り何度行っても1局としてカウント
  (「●●郵便局」→「ゆうちょ銀行●●支店」も変更扱いとして両方カウント)
6.貯金非取扱局はカウント対象外(郵便日付印および定額小為替のみは対象外)
  (ただし行った記録として小為替(扱いがなければ消印)は残しておく)


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